IoTシステム技術検定 中級の
直前1週間にやること
- 直前の1週間は、新しいことを覚えるより、本番と同じ80問・90分の模擬試験を2回解いて、点を取りこぼしている所をふさぐ期間にします。
- 解き直す順は、正答率の低い章 → 出題の多い章です。もちこ道場の模擬試験の出題数から、第3章「IoTデータ活用技術」は22問前後、第7章「IoT情報セキュリティ」は18問前後と予想しています。
- 前日は、取り違えやすい用語の確認と、当日の持ち物・到着時刻の確認だけにして、早めに寝ます。
直前の1週間の考え方
試験の1週間前に、新しい章を一から覚えるのは割に合いません。80問のうち、すでに取れている問題を落とさず、あと数問を拾うことに時間を使います。
目安は、合格点の考え方の記事と同じく、本番と同じ80問の模擬試験で7割(56問)以上を2回続けて取ることです(もちこ道場の考え方。くわしくは「合格点は?」)。そのために、1週間で模擬試験を2回解き、間の日で弱いところを直します。
1週間の予定表
| 日 | やること | 時間の目安 |
|---|---|---|
| 7日前 | 模擬試験の1回目(80問・90分)。終わったら、章ごとの正答率を見る | 2時間 |
| 6日前 | 正答率の低い章を2つ選び、章ごとの問題を解き直す | 1〜2時間 |
| 5日前 | 出題の多い第3章・第7章と、まだ解き直していない弱い章 | 1〜2時間 |
| 4日前 | 取り違えやすい用語をまとめて確かめる(下のリンク)。第8章は軽く目を通す | 1時間 |
| 3日前 | 模擬試験の2回目(80問・90分)。1回目と比べて伸びた章・伸びない章を見る | 2時間 |
| 2日前 | 2回の模擬試験で間違えた問題だけを解き直す | 1〜2時間 |
| 前日 | 用語の確認を少しだけ。持ち物・会場・到着時刻を確かめて、早めに寝る | 30分 |
解き直す章の選び方
先に模擬試験で正答率の低い章、次に本番で多く出ると予想される章を選びます。もちこ道場の模擬試験の章ごとの出題数から、本番でも次のくらい出ると予想しています。
| 章 | 予想の出題数 |
|---|---|
| 第3章 IoTデータ活用技術 | 22問前後 |
| 第7章 IoT情報セキュリティ | 18問前後 |
| 第4章 IoT通信方式 | 12問前後 |
| 第2章 コンピューティング技術・第5章 IoTデバイス | 10問前後ずつ |
| 第1章 IoT概要 | 6問前後 |
| 第6章 プロトタイピング | 2問前後 |
| 第8章 開発・運用・保守上の留意点 | 模擬試験には出していない |
第3章と第7章で全体の半分に近くなるので、弱いなら最優先です。第8章は、捨てるのではなく、4日前に「第8章 IoTシステムの開発・運用・保守上の留意点の要点」に軽く目を通す程度にします。章の中身は「第3章 IoTデータ活用技術の要点」などの章の要点の記事で見直せます。
取り違えやすい用語の確認
直前に点を落としやすいのは、似た用語の取り違えです。4日前と前日に、次の記事の表だけを見直します。
- LTE-M と NB-IoT の違い・隠れ端末問題と晒し端末問題の違い(第4章)
- CPS とデジタルツインの違い(第2章)
- 匿名加工情報と仮名加工情報の違い(第7章)
前日と当日
前日は、試験の内容よりも当日の確認を優先します。受験の日時と会場、顔写真付きの本人確認書類、試験開始の15分前までに着く道順を確かめます。遅刻すると受験できません。
本番は80問を90分で解くので、1問約67秒が目安です。1問に時間をかけすぎず、迷ったら先に進んで、残った時間で見直します。途中退出はできず、電子機器は時計としても使えません。当日の流れは「当日の流れ」にまとめています。
第3章の問題を2問、解いてみる
もちこ道場の第3章の問題です。演習画面と同じ解説(図解・選択肢ごとの解説)を付けています。
問1
大容量データの管理や高速処理に最適化されたデータベース管理システムで、厳格なデータ構造を持たず、ビッグデータの処理に適していると言われるものを1と呼ぶ。
答えと解説を見る
正解は 2(NoSQL)です。
【概要】
NoSQLはNot only SQLの意味で、RDBMS以外のデータベース管理システムを指し、厳格なデータ構造を持たないためビッグデータの処理に適するとされる。
【図解】実験的機能
図解は実験的機能です。内容を簡略化しているため、公式テキストの記載と異なることがあります。
【各選択肢の解説】
- 1. RDBMSあなたの解答 RDBMSは表同士の関係を厳格に定義してRDBを管理するシステムであり、厳格な構造を持たない本問の説明には合わない。
- 2. NoSQL正解あなたの解答 NoSQLは大容量データの管理や高速処理に最適化され、厳格なデータ構造を持たずビッグデータ処理に向くとされる。
- 3. DWHあなたの解答 DWHは列指向型RDBの別名で集計や分析に特化したDBであり、厳格な構造を持たないDB管理システムの総称ではない。
- 4. HDFSあなたの解答 HDFSはHadoopの分散ファイルシステムであり、データベース管理システムを指す本問の空欄には当てはまらない。
問2
IoTにより収集したデータには、機器の制約や不具合、あるいは外部からのノイズや外乱などが原因で、本来ありえない異常値や外れ値が含まれることがある。こうした値に対して、削除や平均値への置き換え、フィルタリング処理を行うことを1という。
答えと解説を見る
正解は 1(データクレンジング)です。
【概要】
データクレンジングは、機器の不具合やノイズなどで記録された異常値や外れ値を削除・置換し、フィルタリングで影響を抑える前処理である。
【図解】実験的機能
図解は実験的機能です。内容を簡略化しているため、公式テキストの記載と異なることがあります。
【各選択肢の解説】
- 1. データクレンジング正解あなたの解答 データクレンジングは異常データを削除や平均値・前後の値への置換、フィルタ処理で扱う前処理である。
- 2. データ正規化あなたの解答 データ正規化は単位や分布の異なるデータを一定の範囲にそろえる操作であり、異常値を除く処理を指す語ではない。
- 3. データ水増しあなたの解答 データ水増しは学習データが足りないときに収集済みデータからデータ量を増やす手法で、異常値の処理ではない。
- 4. データ変換あなたの解答 データ変換は対数変換やフーリエ変換などでデータを分析しやすい形に変える処理であり、異常値の除去ではない。
第3章のほかの問題は、ベーシックプランで解けます。まずは登録なしで、第1章の50問を試せます。
よくある質問
1週間前の模擬試験で7割に届かなかったら、受験日を変えたほうがよいですか?
空席があれば、受験日の3日前の23時59分まで日時と会場を変えられます。ただしキャンセル・返金はできず、申し込みの期間にも終わりがあるので、変えるなら早めに決めます。届かなかった分が数問なら、弱い章を解き直して2回目の模擬試験で確かめてから決めても間に合います。
直前に公式テキストを最初から読み直すべきですか?
1週間で全8章を読み直す時間はとりにくいので、おすすめしません。模擬試験で間違えた問題の解説を読み、分からなかったところだけテキストのその節に戻ります。
第8章はまったく見なくてよいですか?
もちこ道場の模擬試験には第8章を出していないので、時間をかけるのは後回しにします。捨てるのではなく、4日前に章の要点の記事で軽く目を通す程度にします。
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ほかの資格の直前: モバイルシステム技術検定2級 ・ IoTシステム技術検定 基礎 ・ モバイル技術基礎検定 ・ スマートフォン・モバイル実務検定 ・ アジャイルソフトウェア開発技術者検定試験Lv.1
試験の日程・受験料・合格率などの公式の情報は、2026年10月27日にMCPC の公式ページで確認しました。最新の情報は公式ページで確かめてください。