IoTシステム技術検定 中級の
直前1週間にやること

更新日 2026年10月27日 読む時間の目安 約5分
この記事の要点
  • 直前の1週間は、新しいことを覚えるより、本番と同じ80問・90分の模擬試験を2回解いて、点を取りこぼしている所をふさぐ期間にします。
  • 解き直す順は、正答率の低い章 → 出題の多い章です。もちこ道場の模擬試験の出題数から、第3章「IoTデータ活用技術」は22問前後、第7章「IoT情報セキュリティ」は18問前後と予想しています。
  • 前日は、取り違えやすい用語の確認と、当日の持ち物・到着時刻の確認だけにして、早めに寝ます。
この記事の目次
  1. 直前の1週間の考え方
  2. 1週間の予定表
  3. 解き直す章の選び方
  4. 取り違えやすい用語の確認
  5. 前日と当日
  6. 第3章の問題を解いてみる
  7. よくある質問

直前の1週間の考え方

試験の1週間前に、新しい章を一から覚えるのは割に合いません。80問のうち、すでに取れている問題を落とさず、あと数問を拾うことに時間を使います。

目安は、合格点の考え方の記事と同じく、本番と同じ80問の模擬試験で7割(56問)以上を2回続けて取ることです(もちこ道場の考え方。くわしくは「合格点は?」)。そのために、1週間で模擬試験を2回解き、間の日で弱いところを直します。

1週間の予定表

日 やること 時間の目安
7日前 模擬試験の1回目(80問・90分)。終わったら、章ごとの正答率を見る 2時間
6日前 正答率の低い章を2つ選び、章ごとの問題を解き直す 1〜2時間
5日前 出題の多い第3章・第7章と、まだ解き直していない弱い章 1〜2時間
4日前 取り違えやすい用語をまとめて確かめる(下のリンク)。第8章は軽く目を通す 1時間
3日前 模擬試験の2回目(80問・90分)。1回目と比べて伸びた章・伸びない章を見る 2時間
2日前 2回の模擬試験で間違えた問題だけを解き直す 1〜2時間
前日 用語の確認を少しだけ。持ち物・会場・到着時刻を確かめて、早めに寝る 30分
直前の1週間の流れ 7日前 模試 6〜4日前 弱い章・用語 3日前 模試 2日前 間違い 前日 確認だけ 模擬試験の間の日で、弱いところを直す
直前の1週間の流れ(もちこ道場のおすすめ)

解き直す章の選び方

先に模擬試験で正答率の低い章、次に本番で多く出ると予想される章を選びます。もちこ道場の模擬試験の章ごとの出題数から、本番でも次のくらい出ると予想しています。

章 予想の出題数
第3章 IoTデータ活用技術 22問前後
第7章 IoT情報セキュリティ 18問前後
第4章 IoT通信方式 12問前後
第2章 コンピューティング技術・第5章 IoTデバイス 10問前後ずつ
第1章 IoT概要 6問前後
第6章 プロトタイピング 2問前後
第8章 開発・運用・保守上の留意点 模擬試験には出していない

第3章と第7章で全体の半分に近くなるので、弱いなら最優先です。第8章は、捨てるのではなく、4日前に「第8章 IoTシステムの開発・運用・保守上の留意点の要点」に軽く目を通す程度にします。章の中身は「第3章 IoTデータ活用技術の要点」などの章の要点の記事で見直せます。

取り違えやすい用語の確認

直前に点を落としやすいのは、似た用語の取り違えです。4日前と前日に、次の記事の表だけを見直します。

前日と当日

前日は、試験の内容よりも当日の確認を優先します。受験の日時と会場、顔写真付きの本人確認書類、試験開始の15分前までに着く道順を確かめます。遅刻すると受験できません。

本番は80問を90分で解くので、1問約67秒が目安です。1問に時間をかけすぎず、迷ったら先に進んで、残った時間で見直します。途中退出はできず、電子機器は時計としても使えません。当日の流れは「当日の流れ」にまとめています。

第3章の問題を2問、解いてみる

もちこ道場の第3章の問題です。演習画面と同じ解説(図解・選択肢ごとの解説)を付けています。

問1

大容量データの管理や高速処理に最適化されたデータベース管理システムで、厳格なデータ構造を持たず、ビッグデータの処理に適していると言われるものを1と呼ぶ。

答えと解説を見る

正解は 2(NoSQL)です。

【概要】

NoSQLはNot only SQLの意味で、RDBMS以外のデータベース管理システムを指し、厳格なデータ構造を持たないためビッグデータの処理に適するとされる。

【図解】実験的機能

RDBの2つの型とNoSQLの4つの型 RDBの2つの型とNoSQLの4つの型

図解は実験的機能です。内容を簡略化しているため、公式テキストの記載と異なることがあります。

【各選択肢の解説】

  • 1. RDBMSあなたの解答 RDBMSは表同士の関係を厳格に定義してRDBを管理するシステムであり、厳格な構造を持たない本問の説明には合わない。
  • 2. NoSQL正解あなたの解答 NoSQLは大容量データの管理や高速処理に最適化され、厳格なデータ構造を持たずビッグデータ処理に向くとされる。
  • 3. DWHあなたの解答 DWHは列指向型RDBの別名で集計や分析に特化したDBであり、厳格な構造を持たないDB管理システムの総称ではない。
  • 4. HDFSあなたの解答 HDFSはHadoopの分散ファイルシステムであり、データベース管理システムを指す本問の空欄には当てはまらない。

問2

IoTにより収集したデータには、機器の制約や不具合、あるいは外部からのノイズや外乱などが原因で、本来ありえない異常値や外れ値が含まれることがある。こうした値に対して、削除や平均値への置き換え、フィルタリング処理を行うことを1という。

答えと解説を見る

正解は 1(データクレンジング)です。

【概要】

データクレンジングは、機器の不具合やノイズなどで記録された異常値や外れ値を削除・置換し、フィルタリングで影響を抑える前処理である。

【図解】実験的機能

データ前処理の種類 データ前処理の種類

図解は実験的機能です。内容を簡略化しているため、公式テキストの記載と異なることがあります。

【各選択肢の解説】

  • 1. データクレンジング正解あなたの解答 データクレンジングは異常データを削除や平均値・前後の値への置換、フィルタ処理で扱う前処理である。
  • 2. データ正規化あなたの解答 データ正規化は単位や分布の異なるデータを一定の範囲にそろえる操作であり、異常値を除く処理を指す語ではない。
  • 3. データ水増しあなたの解答 データ水増しは学習データが足りないときに収集済みデータからデータ量を増やす手法で、異常値の処理ではない。
  • 4. データ変換あなたの解答 データ変換は対数変換やフーリエ変換などでデータを分析しやすい形に変える処理であり、異常値の除去ではない。
問題を解いて確かめる

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よくある質問

1週間前の模擬試験で7割に届かなかったら、受験日を変えたほうがよいですか?

空席があれば、受験日の3日前の23時59分まで日時と会場を変えられます。ただしキャンセル・返金はできず、申し込みの期間にも終わりがあるので、変えるなら早めに決めます。届かなかった分が数問なら、弱い章を解き直して2回目の模擬試験で確かめてから決めても間に合います。

直前に公式テキストを最初から読み直すべきですか?

1週間で全8章を読み直す時間はとりにくいので、おすすめしません。模擬試験で間違えた問題の解説を読み、分からなかったところだけテキストのその節に戻ります。

第8章はまったく見なくてよいですか?

もちこ道場の模擬試験には第8章を出していないので、時間をかけるのは後回しにします。捨てるのではなく、4日前に章の要点の記事で軽く目を通す程度にします。

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出典・注記

試験の日程・受験料・合格率などの公式の情報は、2026年10月27日にMCPC の公式ページで確認しました。最新の情報は公式ページで確かめてください。

  1. IoTシステム技術検定 中級(MCPC 公式)
  2. 試験の日程(MCPC 公式)