IoTシステム技術検定 中級の勉強時間は?
未経験なら約220時間、経験者なら約60時間が目安
- 公式の目安は発表されていません。もちこ道場が、合格者の体験談と解説サイトの目安を集めて平均しました。
- 目安は、IoT や IT の知識がない人で約220時間、仕事の経験がある人で約60時間。全体の平均は約110時間です。
- 短い人は6時間(基礎に合格済みの人)、長い人は300時間と幅が大きいので、自分の経験に合う計画を、試験日から逆算して立てるのがおすすめです。
この記事の目次
勉強時間の目安
MCPC(モバイルコンピューティング推進コンソーシアム)は、中級の勉強時間の目安を発表していません。そこで、合格した人の体験談と、資格の解説サイトの目安をいくつか集めて平均しました。
短い人は6時間(基礎に合格済みの人)、長い人は300時間ほどと、人によって大きく違います。中級は、IoT のシステムを作る技術者向けのレベルで、80問・90分の試験です。通信方式やデバイスなど、規格の名前と特徴を覚える量が多いため、未経験の人は時間がかかりやすくなります。
計画の例:IT・IoT の経験がある人(約60時間)
週10時間で、6週間の計画です。基礎に合格済みの人もこちらが目安です。
| 週 | やること | 時間 |
|---|---|---|
| 1〜2週 | 公式テキストを通して読む(知らない章を中心に) | 約20時間 |
| 3〜4週 | 章ごとに問題を解き、間違えた選択肢をテキストで確かめる | 約25時間 |
| 5週 | 正答率が低い章だけを解き直す | 約10時間 |
| 6週 | 80問・90分の模擬試験を2回。7割を2回続けて取れるか確かめる | 約5時間 |
計画の例:IoT や IT の知識がない人(約220時間)
週12時間で、約18週(4か月半)の計画です。
| 週 | やること | 時間 |
|---|---|---|
| 1〜6週 | 公式テキストの全8章を1回読む。分からない用語に印をつける | 約70時間 |
| 7〜14週 | 章ごとに問題を解き、テキストに戻って用語の違いを整理する | 約100時間 |
| 15〜17週 | 正答率が低い章(通信方式・セキュリティなど)を解き直す | 約35時間 |
| 18週 | 80問・90分の模擬試験を2回。時間内に解き切れるか確かめる | 約15時間 |
どちらの計画も、時間の半分ほどを「問題を解いてテキストに戻る」ことに使っています。中級は過去問が公開されていないので、テキストを読むだけで終わらせず、章ごとに問題で確かめる時間を先に確保しておくのがポイントです。
計画を立てるときのコツ
- 試験日から逆算する。第21回の試験は2026年10月16日〜2027年2月8日、申し込みは2027年2月1日までです。期間の終わりより申し込みの締め切りが1週間早いので気をつけます。
- 最後の週に模擬試験を入れる。本番と同じ80問・90分で、1問約67秒のペースで解き切れるかを確かめます。
- 得点の目標を決めておく。合格基準は非公開なので、もちこ道場では模擬試験で7割を2回続けてを目標にしています(合格点は?)。
第1章の問題を2問、解いてみる
もちこ道場の第1章(無料体験)の問題です。演習画面と同じ解説(図解・選択肢ごとの解説)を付けています。
問1
ドイツが製造業の生産性向上や新たなビジネスモデルを目指して推進している第4次産業革命の取り組みは1と呼ばれる。
答えと解説を見る
正解は 2(Industrie 4.0)です。
【概要】
ドイツは製造業の生産性向上と新たなビジネスモデルの実現を目指し、第4次産業革命としてIndustrie 4.0の取り組みを推進している。
【図解】実験的機能
図解は実験的機能です。内容を簡略化しているため、公式テキストの記載と異なることがあります。
【各選択肢の解説】
- 1. Industry Internetあなたの解答 Industry Internetは米国GE社が推進しIICが普及を進める構想であり、ドイツの取り組みではない。
- 2. Industrie 4.0正解あなたの解答 Industrie 4.0は、ドイツが製造業の生産性向上や新しいビジネスモデルを狙う第4次産業革命の取り組みである。
- 3. Smart Factory Initiativeあなたの解答 Smart Factory Initiativeは工場のスマート化を思わせる語だが、ドイツの取り組みの名称ではない。
- 4. Digital Transformation Movementあなたの解答 Digital Transformation MovementはDXを思わせる語だが、ドイツが推進する第4次産業革命の取り組みの名称ではない。
問2
IoTシステムのハードウェア構成は主に3つの要素で構成される。実空間とサイバー空間の間に存在し、データを中継するだけでなく、受信したセンサデータを集約・フィルタリングしたり、前処理をしたりする機器は1である。
答えと解説を見る
正解は 4(IoTゲートウェイ)です。
【概要】
IoTゲートウェイは実空間とサイバー空間の間にあってIoTデバイスとIoTサーバを結び付け、データの中継に加えて集約やフィルタリング、前処理も担う。
【図解】実験的機能
図解は実験的機能です。内容を簡略化しているため、公式テキストの記載と異なることがあります。
【各選択肢の解説】
- 1. IoTデバイスあなたの解答 IoTデバイスはセンサやアクチュエータとして実世界のデータを収集する要素であり、データの集約や前処理を担う機器ではない。
- 2. IoTサーバあなたの解答 IoTサーバはサイバー空間で収集データを分析して付加価値を生む要素であり、実空間との間でデータを中継する機器ではない。
- 3. IoTアダプターあなたの解答 IoTアダプターは機器接続用の変換器を思わせる語であるが、IoTシステムのハードウェアを成す三つの要素には含まれない。
- 4. IoTゲートウェイ正解あなたの解答 IoTゲートウェイは中継だけでなく、センサデータの集約やフィルタリング、トラフィック削減のための前処理を行う。
第1章の50問は、登録なしでそのまま解けます。解説と図解も同じ形で付いています。
よくある質問
1日1時間だと、どれくらいかかりますか?
経験者の約60時間なら約2か月、未経験の約220時間なら7か月ほどです。試験の期間は約4か月あるので、未経験の人は週末にまとめて時間を取るなど、週あたりの時間を増やす計画にすると間に合わせやすくなります。
基礎に合格していると、どれくらい短くなりますか?
体験談には、基礎に合格済みで6時間という人もいました。ただ、中級は公式テキストが別の本で、システムを作る側の章もあります。基礎で学んでいない章から読むと、時間を短くしやすくなります。
この時間の目安は公式のものですか?
いいえ。もちこ道場が、合格した人の体験談と資格の解説サイトの目安をいくつか集めて平均したものです。人によって大きく違うので、目安として使ってください。
もちこ道場
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試験の日程・受験料・合格率などの公式の情報は、2026年10月26日にMCPC の公式ページで確認しました。最新の情報は公式ページで確かめてください。