IoTシステム技術検定 中級の出題形式
4つの形式と、形式ごとの解き方
- 出題は4つの形式です。穴埋め(1か所)・穴埋め(組み合わせ)・記述の組み合わせ(a〜d から正しいものの組を選ぶ)・誤った記述を選ぶ。公式のサンプル問題10問にも、この4つがそろっています(3問・3問・2問・2問)。
- 形式はどの章も同じです。章ごとに変わるのは中身(用語)なので、形式の解き方は一度身につければ全8章で使えます。
- 時間は80問・90分で1問約67秒です。a〜d を読む記述の組み合わせは時間がかかるので、穴埋めでためておきます。
この記事の目次
4つの形式
IoTシステム技術検定 中級の問題は、どれも4つの選択肢から1つを選ぶ形です。その中で、問われ方が4つに分かれます。公式のサンプル問題にも、この4つの形式がそろっています(くわしくは「過去問はある?」)。
| 形式 | どんな問題か | もちこ道場の問題数 |
|---|---|---|
| 穴埋め(1か所) | 文の中の空欄 [1] に入る用語を選ぶ | 160問 |
| 穴埋め(組み合わせ) | 空欄 [1] と [2] に入る用語の組み合わせを選ぶ | 80問 |
| 記述の組み合わせ(正しい記述を選ぶ) | a〜d の4つの記述から、正しいものの組み合わせを選ぶ | 80問 |
| 誤った記述を選ぶ | 4つの文から、誤っているもの(不適切なもの)を1つ選ぶ | 81問 |
形式はどの章も同じです。章ごとの記事(章の要点)では、形式の話は省き、その章の用語だけをまとめています。
形式ごとの解き方
穴埋め(1か所)
文の中の説明から、その用語を思い出す問題です。選択肢を見る前に、空欄の前後のキーワード(たとえば「従来の生産性向上に加え」)から答えを思い浮かべ、それから選択肢で確かめます。選択肢から考え始めると、似た用語に引っ張られます。
穴埋め(組み合わせ)
空欄が2つあり、2つとも合っていないと正解になりません。確信のある空欄から決めて、選択肢を絞るのが近道です。IoTシステムを構成する要素のように、役割の違う用語が並ぶときは、[1] と [2] を入れ替えた選択肢もあるので、順番も確かめます。
記述の組み合わせ(正しい記述を選ぶ)
a〜d の4つの記述を読み、正しいものの組み合わせを選びます。a〜d を1つずつ「正しい・誤り」と判断してから選択肢を見るのがコツです。確実に分かる記述が1つでもあれば、「a が正しいなら」と選択肢を絞れます。4つ全部を読むので、時間がかかる形式です。
誤った記述を選ぶ
4つの文を読み比べて、誤っているものを選びます。問題文の「不適切」を必ず確かめてから読み始めます。数字や用語の入れ替え、「必ず」「すべて」のような言い切りに注意し、1つずつ○か×を付けて消していきます。
時間の使い方
本番は80問・90分なので、1問あたり約67秒が目安です。穴埋めは30〜40秒で答えられることが多いので、そこで時間をため、記述の組み合わせと誤った記述を選ぶ問題に回します。1問で迷ったら先に進み、最後に残った時間で見直します。
試験直前の過ごし方は「試験直前の1週間にやること」に、目標の点数は「合格点は?」にまとめています。
第2章の問題を2問、解いてみる
もちこ道場の第2章の問題です。演習画面と同じ解説(図解・選択肢ごとの解説)を付けています。
問1
IoTエリアネットワーク向けに提案されているプロトコルで、通信ヘッダを短縮化し、低コスト、低消費電力を実現しているIPv6ベースのワイヤレスネットワーク規格は1です。
答えと解説を見る
正解は 4(6LoWPAN)です。
【概要】
6LoWPANはIETFが策定したIPv6ベースの低消費電力な無線ネットワーク規格で、通信ヘッダの短縮などにより低コスト・低消費電力を実現する。
【図解】実験的機能
図解は実験的機能です。内容を簡略化しているため、公式テキストの記載と異なることがあります。
【各選択肢の解説】
- 1. CoAPあなたの解答 CoAPはM2M用途に標準化されたWebの転送プロトコルであり、IPv6ベースのワイヤレスネットワーク規格ではない。
- 2. TCP/IPあなたの解答 TCP/IPはWANで多く使われるプロトコルであり、ヘッダ処理などの負担からIoTエリアネットワークには向かない。
- 3. HTTPあなたの解答 HTTPはWebで使われる転送プロトコルであり、エリアネットワーク向けに提案された低消費電力の規格ではない。
- 4. 6LoWPAN正解あなたの解答 6LoWPANはIPv6をもとにした低消費電力のワイヤレスネットワーク規格で、物理層にIEEE802.15.4を用いる。
問2
クラウドサービスの形態のうち、コンピュータシステムの環境、例えば仮想サーバやストレージなどを利用者に提供する形態で、Amazon EC2/S3などが例として挙げられるのは1型サービスです。
答えと解説を見る
正解は 3(IaaS)です。
【概要】
IaaS型サービスはコンピュータシステムの環境そのものを提供するクラウドサービスの形態であり、Amazon EC2/S3などがその例である。
【図解】実験的機能
図解は実験的機能です。内容を簡略化しているため、公式テキストの記載と異なることがあります。
【各選択肢の解説】
- 1. PaaSあなたの解答 PaaSはIaaSを土台にデータ収集や分散処理などを提供し、アプリケーションを実行させる形態であり、本問に合わない。
- 2. BaaSあなたの解答 BaaSはPaaSの一部としてデータ保管やユーザ管理などのバックエンド機能を提供する形態であり、本問に合わない。
- 3. IaaS正解あなたの解答 IaaSはコンピュータシステムの環境を利用者に提供する形態で、Amazon EC2/S3などが例に挙がる。
- 4. SaaSあなたの解答 SaaSはWebメールやSNSのようにアプリケーションを提供する形態であり、システム環境の提供ではない。
第2章のほかの問題は、ベーシックプランで解けます。まずは登録なしで、第1章の50問を試せます。
よくある質問
形式ごとに何問ずつ出るか決まっていますか?
本番の内訳は分かりません。目安になるのは公式のサンプル問題10問の内訳(穴埋め(1か所)3問・穴埋め(組み合わせ)3問・記述の組み合わせ2問・誤った記述を選ぶ2問)で、「過去問はある?」の図にまとめています。もちこ道場の問題は全401問で、穴埋め(1か所)が160問、ほかの3つの形式が80問前後です。
どの形式から練習すればよいですか?
最初は穴埋め(1か所)で用語を覚え、次に組み合わせの問題で似た用語の違いを確かめる順がおすすめです。a〜d を比べる記述の問題は、章の用語がひととおり分かってから解くと、つまずきにくくなります。
もちこ道場
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試験の日程・受験料・合格率などの公式の情報は、2026年10月27日にMCPC の公式ページで確認しました。最新の情報は公式ページで確かめてください。